看護師の転職活動

助産師や保健師を含めた、看護師の有効求人倍率は、厚生労働省のデータによると、3.34と言う数値が出ています。
転職を希望する看護師1人に対して、幾つ求人があるのかを、示す数値が有効求人倍率です。

3.34と言う数値は、全業種の平均が1.52なので、看護師の数が求人の数に対して、いかに足りていないかを示しています。
看護師を確保するために各病院は、働きやすい環境や待遇の改善等を行っています。
なので希望に叶った転職先を、見つける可能性が高いと言えます。

看護師が転職したい理由は様々です。
人間関係が悪い職場だったり、給料に満足出来ない等、他にも、今よりもスキルアップを目指したいなどです。それらが理由であるならば現職場に内緒で、転職活動を始める事をおすすめします。
転職先として希望する職場から、内定が今より良い条件でもらえるかも知れません。
現職場に内緒の転職活動は、現職場に辞職を伝える時までは、いくらでも引き返す事が出来ます。
また、1度転職活動を経験して見ると、現職場に残る事になっても、前とは違う気持ちで、働ける様になるかも知れません。自分の人生やキャリアを考え、他の職場も選択肢に入れる事で、現職場の見え方が変わって来るかも知れませんよ。

しかしながら、看護師の転職は気を付けなければならない事があります。
それは転職先の雰囲気を、知らないまま決めてしまう事です。
また、労働条件を良く確認しないまま決めてしまう事、そして自分はどんな転職をしたいのか、整理が出来ていないのに決めてしまう事です。